資格取得、病院、接骨院にて勤務等

皆さんも国家試験を受けて無事合格し柔道整復師の免許を与えられました。このときの気持ちを大切にしてください。

そしてこの資格を最大限生かしながらご自分の治療の向かう道を探してはじめてください。単純に資格をとったから開業するというだけではこの先不安でいっぱいになります。

資格をとりご自分が将来開業すると決めているのであれば、これからの数年間が非常に重要です。

病院の実務経験と接骨院の実務経験さらに治療院などの経験または見学をするということです。

実際に接骨院ではいろいろな治療法、経営方法、さらには保険取り扱いについての業務などがあります。
自分は勤め人だからといっていわれたことだけやっているようでは後で後悔することになります。

この時期だからこそ出来ることがたくさんあります。貪欲にいろんなことを学ぶ姿勢を持ってください。無駄なことは何一つありません。

開業するとき、開業した後必ず生きてきます。

この時期に治療セミナーや経営セミナーなど開業独立に役立つ情報を得られる場を広くもつことです。
ひとつの院の経験だけだと周りが見えず治療方法や患者サービスも偏ってしまいがちです。
自分の勤めている院は流行っているからここだけでいいというのは早計です。
流行っているからこそどうしてなのかを毎日勉強し実際自分の開業のときに役立てることです。
（実際に一ヶ所の院にしか勤めてなく開業した人が非常に苦労したという例はたくさんあります。実際には治療方法だけが同じでほかのサービスや人柄というものがぜんぜん違うからです。自分のオリジナリティを構築していきましょう。）

開業した後のために、自分ノートを作ってみてください。

今はやっているが自分はやりたくないこと、
ここではやっていないがやったほうがいいなと思うこと
などを記していくのです。

必ずあとで役立ちます。